IELTSのクオリティーと公平性の確保についてQUALITYANDFAIRNESS

IELTSのクオリティーと公平性の確保について

IELTSはその公平性、信頼性、高いクオリティー基準により、世界中の個人や団体から高く評価されているテストです。IELTSは国籍、文化的背景、性別、障がいに関わらず、全ての受験生に公平なテストとして認知されています。

IELTSが選ばれる理由　～受験生が自信を持ってテストに挑戦できる仕組み～

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能による効果的で正確な評価を提供しています
専門的な知識ではなく、言語能力を測る：問題は、全ての受験生が解答可能な一般的なトピックにより構成されています
実用的なコミュニケーション能力を評価することに焦点が置かれています
２つのテストのタイプ（アカデミック・モジュール、ジェネラル・トレーニング・モジュール）より選択可能：アカデミック、非アカデミック両方の領域をカバーしています
スピーキングテストは、一対一の対面形式のテストです
北米、イギリスを含む、英語のネイティブスピーカーによる様々な基準の英語がIELTSでは使用されています
IELTSの問題は作成過程において、皆に適切で公平となるよう、異なる文化背景を持つモニター受験生により広くトライアルされています。

クオリティーを確保するためのシステムとセイフガード

厳格なトレーニング、およびテストセンターと試験官の継続的なモニタリングにより、一貫性と安全性を備えたテスト運営を保証します。

IELTS試験官のシステム

採用：IELTSの採用基準に従い選定
書類追加者は面接→合格者はトレーニングプロセスへ
トレーニング：試験官トレーナーにより2日間行われる
テスト：評価基準を正確に理解できているかのテスト→合格者のみIELTS試験官として認定される
一年目：エグザミナーは定期的にシニアエグザミナーによりモニタリングされる　※新人試験官は初年度シニアエグザミナーにより３回モニタリング
二年目：標準化と再テスト　標準化の為の再トレーニングとテスト→合格者のみ試験官として継続

テストセンターのシステム

テストセンターは厳しい選定システムを通過し、厳密な契約を締結しています
テストセンターはIELTSの厳しい監査システムに従い定期的に監査を受け、テスト運営が一貫したハイレベルの状態に維持されています

テスト結果の信頼性の確保

IELTSは以下の最高水準のクオリティーコントロール、セキュリティを確保する手順、健全な実施方法に従い運営されています。

受験生の身元確認と照合の為の厳しい手順
唯一のテストバージョン：受験生は複数回受けても同じ問題に当たることはありません
ダブルマーキング
テスト結果：セキュリティ強化された用紙に印刷されます
オンラインでの結果確認　Online Verification Service

ライティングとスピーキングの一貫性のある評価の確保

ライティングとスピーキングはトレーニングを受け認定された試験官により評価されます
試験官は関連分野における実態のある指導経験を持ち、評価基準を正確に理解し、高度なクオリティーコントロール手順に従うことができる、資格を持った英語教育のスペシャリストです。
いくつかの選択されたスピーキングとライティングのパフォーマンスは、試験官をレビューできる立場にあるシニア試験官により再採点されます。
もし受験生のライティングまたはスピーキングスコアがリーディングとリスニングのスコアと大きく異なる場合は、ダブルマーキングされるようになります。
テスト問題、受験生、試験官のパフォーマンスが想定された基準に沿っていることを確保するために、それぞれのテストバージョンの定期的な分析が行われます。
もし受験生がテスト結果が自信のパフォーマンスを反映していないと感じる場合は、シニア試験官による再採点をリクエストすることができます。

IELTS各国統計および取得スコア傾向について

IELTSは、試験システムに関する透明性の高い統計データを提供しています。以下のデータは、さまざまな受験者グループが達成したスコアから作成されたものです。今後IELTS受験を控えている方や英語教育研究者/教員の方々はぜひご覧ください。テストのパフォーマンスや、特定の国や地域における受験者のパフォーマンスを知ることができます