ピックアップPICK UP
IELTSスピーキングテストで言わない方がよい8つのこと
「もっとこう言えばよかった…」と、英語を話したあとに後悔した経験はありませんか?特にテストでは緊張もあり、思うように話せず、本来の英語力を十分に発揮できないこともあります。
IELTSのスピーキングテストは、リスニング・リーディング・ライティングと違い、試験官と直接やり取りをする対話形式で行われます。テストでは、試験官がさまざまなトピックについて質問をしてきます。それに対して答えていきますが、ここで大切なのは、単に知っている単語の数ではありません。自分の考えや意見を、落ち着いて分かりやすく伝える力が求められます。
この記事では、IELTSスピーキングテストで避けた方がよい8つのポイントをご紹介します。こうしたよくあるミスを防ぐことで、自分の英語力をより良い形で発揮できるようになります。
1.「I don’t know」と言ってしまうこと
IELTSスピーキングテストは、日常生活や仕事で使う英語でのコミュニケーション力を評価され、また、あまり慣れていない話題にどう対応するかも見られています。大切なのは、自分の考えを伝え、分かりやすく表現することです。「I don’t know」と何度も言ってしまうと、英語で話す力を十分に示すことができません。
その代わりに、「その分野にはあまり詳しくないのですが、〜だと思います」
”I’m not particularly familiar with this subject, but I think…”
のように言ってみましょう。
こうすることで、質問に答えようとしている姿勢や、会話に積極的に関わろうとする意欲、そして慣れていない話題にも対応しようとする自信を示すことができます。
2. イディオムを使いすぎてしまうこと
イディオムを使うと、英語が上手に聞こえることがありますが、使い方は意外と難しいものです。例えば「a piece of cake」は「とても簡単」という意味のイディオムです。うまく使えば表現の幅が広がりますが、不自然だったり間違った使い方をすると、「語彙力(Lexical Resource)」の評価に影響することがあります。
無理にイディオムを使おうとする必要はありません。自分がよく分かっていて、自然に使える言葉を選ぶことを大切にしましょう。また、話の流れが分かりやすいこともとても重要です。自分の考えがきちんと整理され、つながりのある話し方になっていると、相手にも伝わりやすくなります。
ワンポイント
正確さも大切ですが、それ以上に「自然に、スムーズに話せること」が評価されます。試験官も完璧さを求めているわけではなく、どれだけ自分の考えを伝えられるかを重視しています。イディオムを使う場合は、無理に入れるのではなく、話の分かりやすさや流れをよくする場面で使うようにしましょう。
3. 失礼な言葉や不適切な表現を使ってしまうこと
IELTSスピーキングテストでは、常に丁寧で礼儀正しい話し方を心がけましょう。回答の中で、失礼に聞こえる可能性のある表現は避けることが大切です。たとえ自然に口にしてしまいそうでも、”That’s a stupid question(それはばかげた質問です)”のような言い方は控えましょう。
スピーキングテストは、他者とどのようにコミュニケーションを取るかを見る試験でもあります。どの質問に対しても、丁寧で思いやりのある対応を意識しましょう。
4. 丸暗記した答えをそのまま話すこと
IELTSスピーキングテストはQ&A形式ですが、その場で自然に話す力が評価されます。よく出る質問の答えを暗記しておきたくなるかもしれませんが、そのまま話してしまうと、かえってスコアが下がる可能性があります。
用意されたような一般的な答えは、不自然で「練習してきた感」が強く出てしまうからです。試験官は、流れるような自然な会話を重視しています。できるだけ自分の言葉で、自然に答えるようにしましょう。
5. 話がそれてしまうこと
テスト中は、質問された内容にしっかり沿って答えることが大切です。話がそれてしまうと、質問を十分に理解していないと思われることがあります。質問の意味があいまいなときは、遠慮せずに聞き返したり、説明を求めても大丈夫です。試験官は、すべてを知っていることを求めているわけではありません。
また、話題に沿って話すことで、適切な語彙や内容を使いやすくなります。もし話がずれてきたと感じたら、一度区切って考え直し、元のテーマに戻すようにしましょう。こうした修正力も、英語力の一つとして評価されます。
6. 同じ表現を繰り返してしまうこと
IELTSスピーキングでは、さまざまな語彙を使うことが重要です。例えば「people」ばかり使っていると、語彙の幅が限られている印象を与えてしまいます。代わりに、「teenagers(10代)」「senior citizens(高齢者)」「professionals(社会人)」など、より具体的な言葉を使うように意識しましょう。
また、「um」や「uh」といった言いよどみも多すぎると、話の流れを止めてしまい、自信がない印象を与えることがあります。いろいろなテーマで話す練習をしておくと、スムーズに答えやすくなります。
7. 話すスピードや声の大きさが適切でないこと
自信を持って話すことは、英語力を示すうえでとても大切です。そのためには、話すスピードと声の大きさのバランスを意識しましょう。
早すぎたり、小さすぎる声で話すと、聞き取りづらくなってしまいますし、自信がないようにも見えてしまいます。
また、単調な話し方にならないように、声のトーンに変化をつけるのも効果的です。強調したい部分で少し抑揚をつけることで、より伝わりやすくなります。
8. 短すぎる回答をしてしまうこと
IELTSスピーキングテストでは、しっかり話すことが大切です。「Yes」「No」だけのような短い回答では、十分な英語力を示すことができません。通常、質問には2〜6文程度で答えるのが目安です。それを意識して答えを組み立てましょう。
スピーキング対策のポイント
IELTSスピーキングの準備は簡単ではありませんが、しっかり対策すれば良いスコアにつながります。今回紹介した8つのポイントを意識するだけでも、全体的なパフォーマンスの向上が期待できます。
出典:IDP IELTS Australia サイト 8 Things to Avoid Saying in Your IELTS Speaking Test
※本記事は原文をもとに日本語訳・一部編集を行っています。
