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IELTSサクセスストーリー 第三弾 宮本さん(青山学院大学)のお話


アメリカ・コーネル大学に留学しようと思ったきっかけを教えてください。

中学生の頃、父親からアイビーリーグの存在を知らされ衝撃を受けたことがきっかけです。それまでトップ大学と聞くと東大くらいしか思いつかなかったのですが、アメリカの東海岸にアイビーリーグと呼ばれる大統領や世界的企業のCEO、ノーベル賞受賞者など世界屈指のエリート達が卒業している大学群があることを知り、今までの自分の世界観がいかに狭かったかを知ると同時に、そのような世界各国からのトップ層の生徒たちと同じ空間で勉強するってどんな感覚なんだろうと強く興味を惹かれました。

留学経験について教えてください。

私のように1年間の派遣留学生はもう一人のJSAF派遣生を除くと大学全体で1人もいませんでした。つまり、正規の学生と同じレベルの能力が求められ、同じ土俵に立つことが当たり前となっていました。周りの学生たちが皆世界トップレベルの優秀な学生たちであることは、留学前はワクワクする理想でしたが、実際に留学して現実になった瞬間、帰国子女でもなければ短期留学の経験すら無い「純ジャパ」の私にとってこの環境の中で本当にやっていけるんだろうかと何度も不安な気持ちになりました。そんな不安から抜け出すためには、周りと比較せず、自分のやりたい勉強をやりたいように一生懸命することかもしれないと全力を注いでみた結果、少しずつ評価が上がっていき、勉強に対する充実感を感じることができるようになっていきました。また、留学先での勉強を通して、限られた時間で集中するゾーンに入るという感覚を身につけることができたことが自分の財産になったと心から思います。

IELTSの経験は、現地大学での取り組みにどのような影響を与えましたか?

IELTSのテストはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングと英語の基礎力をつける上でもっとも大切な部分がカバーされており、内容に関してもアカデミックな問題ばかりで構成されているため、IELTSの受験経験がなかったら留学生活を乗り切れていなかっただろうなと思います。日本の大学受験までの英語だけで海外に出るとどうしても限度がありますが、IELTSは世界水準の英語力を試すテストであるため、留学先で出されるレポートやレクチャー、ディスカッションでの発言などに幅広く応用が利きました。

IELTSをはじめて受けたのはいつですか?また、その時の印象・スコア結果はいかがでしたか?

大学1年生の7月でスコアは6.0でした。ライティングが全く時間が足りなくて、必要最低限の文字数を満たすことができなかったのを覚えています。またスピーキングでDo you like rain?といきなり突拍子も無いことを聞かれ、どんな質問が来ても慌てず自分の意見と理由を説明できるようにならなければいけないなと実感しました。

IELTSスコアを伸ばすために、どのようなテスト対策をしましたか?(受験回数およびスコアの伸長率など含む)

リーディング、リスニングに関してはとにかく問題数をこなすことです。問題を多く解いていると、ここが絶対答えになる、というポイントがつかめてくるのでそこから一気にグンと点が上がると思います。ライティングは自分なりの書き方のテンプレートを作るために市販の参考書を読んだり、上手な人のライティングをノートに丸写しして使えそうなところを盗んだり、あと書いたら必ずネイティブの先生に添削してもらっていました。スピーキングに関してはオンライン英会話や大学のネイティブの先生ととにかく喋ることを通してスコアアップにつなげました。また、自分が喋った英語が間違っていたらあとで必ずフィードバックをもらっていました。

今後留学を控えている方に一言アドバイスをお願いします。

周りに流されず、自分のやりたいことを素直に楽しんでください。また、自分のやりたい勉強を好きなだけできる時間も、もしかすると人生の中では限られているのかもしれません。そしてそれはきっと学生時代なんだと思います。自分の選んだ国で、自分のやりたい勉強ができるチャンスがあることは本当に幸せなことだと思います。また、留学で学んだことがすぐに目に見えて現れなくても、絶対にいつか留学してよかったと感謝するタイミングが来るので、自分を信じて頑張ってください。

▸宮本さんの留学先大学Cornell Universityの詳細はこちら

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